手足がビリビリしびれたり、重い、動かないなどの症状が、右半身や左半身などに偏って生じる場合は脳卒中を生じている可能性が非常に高いです。 てんかんは、およそ100人に1人が発症する疾患と言われております。一般には”子供に多い”と思われがちですが、実際は幅広い世代でもみられる疾患です。

てんかんは、脳の神経細胞(一部)の興奮情報が周囲の脳組織に拡がり発作が起こる「焦点発作」と、脳全体で一気に神経興奮が起こり、発作が起こる「全般発作」に分けられます。

てんかん発作は突然倒れて意識を失い、けいれんを起こすといったいわゆる大発作だけでなく、体の一部が勝手に動いたり、会話の途中に急に意識を失ったりと様々な発作が起こります。
これらの発作は場所や時間を選ばずに発症するため、大きな事故につながる可能性もあります。できる限り早期治療や注意が必要です。 手足がビリビリしびれたり、重い、動かないなどの症状が、右半身や左半身などに偏って生じる場合は脳卒中を生じている可能性が非常に高いです。

てんかんの診断方法

てんかんの診断について、じっくり患者さまから前兆の有無などの情報を伺い、更にご家族からの客観的なお話を伺います。

※出来ましたらご家族の方とお越しいただくことをおすすめいたします。

画像検査ではMRI検査を基本とし、てんかんを原因とした他の病気まで調べることが可能なため、危険な病気を除外した上でお薬の処方またはお薬なしでの経過観察をさせて頂きます。

てんかんの治療方法

てんかんの治療は薬物治療が基本ですが、症状を誘因しやすい生活習慣(睡眠不足やアルコールの過剰摂取等)を見直し、発作をコントロールすることも重要です。